2010年上海国際博覧会 日本産業館「INAXブース」の映像インスタレーション展示
自然循環の物語~青花流水 Blue and White~」を展示テーマに、“華やかな染付白磁(中国では青花〈チンホワ〉と呼ばれている)の古便器から抜け出た青花文様が満開の花を咲かせ、水の流れに落下し、ついには青龍となって、再び白磁へ帰ってゆく”という自然循環の物語を全天周映像でダイナミックに表現。
スクリーンは、直径10m、円周約30m、幅約4mの巨大な円筒状のタイル張り。INAXがこの万博展示用に新たに開発したタイル6,000枚を中国の当社工場で生産し使用。美しいタイルスクリーンが映像をさらに艶やかに引き立てる。
http://inax.lixil.co.jp/inax/blueandwhite/
企画監修:伊藤俊治(東京藝術大学先端芸術表現科教授)
展示ディレクター:中原崇志
映像ディレクター:佐々木成明(映像作家)
音響ディレクター:ヲノサトル(作曲家)
映像プロデュース:寺井弘典(PICS)
映像制作進行:加嶋貴彦(PICS)
CGI:松本空、小林裕卓、橋本ダイスケ
テクニカル・ディレクター:金築ひろし
音響テクニカル・マネージメント&マニピュレーション:evala
写真:勝又邦彦