21_21 DESIGN SIGHT「ラーメン・どんぶり展」



企画展「ラーメンどんぶり展」の会場構成を担当 。
会場構成の特徴として、一つ前の展覧会「ごみうんち展」で使用された展示用のリースパネルをそのまま受け継いで作られています。リースパネルを使うことで、屋台の持つ「仮設的な雰囲気」を空間全体に表現できるのではないかと考えました。今回は、会場構成と合わせて展示作家として屋台も製作しています。展示内容としては、さまざまなジャンルのデザイナーやアーティストらがラーメン丼とレンゲをデザインする「アーティストラーメンどんぶり」全40点のオリジナルラーメン丼を展示。建築家・デザイナー3組の設計による「ラーメン屋台」も紹介。また、身近な製品を「デザインの視点」で解剖し、その成り立ちを徹底して検証する試みである「デザインの解剖」の手法で迫る「ラーメンと丼の解剖」、ラーメンの文化や歴史、器の産地である東濃地方の風土や環境、歴史についても紹介します。
展覧会ディレクター:佐藤 卓、橋本麻里
グラフィックデザイン:TSDO(鈴木文女、長谷川 桃)
会場構成:中原崇志
会場構成協力:飯島 靜
アーティストラーメンどんぶり:秋山具義、浅葉克己、アラン・チャン、粟辻美早、石上純也、一乗ひかる、糸井重里、上西祐理、片桐 仁、菊地敦己、北川一成、佐々木 俊、佐藤晃一、佐藤 卓、佐野研二郎、塩川いづみ、澁谷克彦、ジョナサン・バーンブルック、鈴木文女、千田優希(唐長)、祖父江 慎、髙田 唯、竹中直人、田名網敬一、束芋、田部井美奈、天明屋 尚、土井善晴、永井一史、永井一正、仲條正義、服部一成、ヒグチユウコ、深澤直人、細川護煕、松永 真、皆川 明、森田恭通、横尾忠則、LiSA伝統技法ラーメンどんぶり:安藤 工、加藤仁香、加藤三英、加藤陽児、加藤亮太郎、阪口浩史、富岡大資、榛澤 宏、𠮷岡伸弥、若尾 経
ラーメン屋台:竹中工務店(正田智樹、海野玄陽、松井優香、森 唯人)、TONERICO:INC.、中原崇志
ラーメンの歴史と現在:橋本麻里、加藤賢策、岡 篤郎
写真:西部裕介(「美濃の風景」「道具」)
映像:山中 有(「CERAMIC VALLEY」)
ラーメンどんぶりコレクション:加賀保行
ランドスケープ:veig

撮影:木奥恵三