徳之島世界遺産センター
徳之島世界遺産センターは、世界自然遺産に登録された徳之島の自然の価値を、情報として伝えるのではなく、体験を通して感じ取ることを目的とした展示施設です。
「リビングミュージアム」という考え方のもと、来館者が島の自然と継続的に関わることのできる場として構成されています。
展示空間では、ジオラマ「いのちのにぎわい箱庭」や映像コンテンツなどを組み合わせ、徳之島の自然の成り立ちや生命のつながりを五感で感じ取れる展示体験が丁寧に編まれています。来館者は空間を巡りながら、自然と人との関係性を自らの感覚を通して理解していきます。展示は一度の鑑賞で完結するものではなく、何度訪れても新たな気づきが生まれる構成となっており、来館者や島民にとって、自然への共感や愛着を育む場として機能しています。
徳之島世界遺産センターは、自然との関係を静かに結び直す展示空間として位置づけられています。
写真:神宮巨樹
全体統括+建築設計:河合洋平(わくわくデザイン)
展示設計:中原崇志、阪田まゆ子、永田耕平
展示映像ディレクション:土居誠史
展示グラフィックデザイン:草桶未来
展示リサーチ:景域計画
照明:岡安泉照明設計事務所
サイン:景域計画
展示施工:乃村工藝社